この1月1日に,オーストラリアが,国歌の一部を変更した。
といっても,“we are young and free(私たちは若く自由)”を”we are one and free(私たちはひとつで自由)”に変更しただけ。
もっとも,これは,オーストラリアにはアボリジニーが太古の昔から住んでいたのであって,決して「若い」わけではないからという理由での変更で,アボリジニーとその歴史を尊重するもの。
オーストラリアにとっては,アボリジニーはアイデンティティの一部であるという意識だ。
なお,国家の元の歌には,Captain Cookからオーストラリアの歴史が始まったような歌詞もあったが,この部分は削除されている。
from REUTERS「豪が国歌の歌詞を一部変更,先住民の歴史反映」
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