岩波書店が,「岩波新書eクラシックス100」と銘打って,岩波新書の定番ロングセラー100タイトル107冊が電子書籍化される。
まずは,9月26日に30タイトルが配信開始された。
紙では,保管費用等のコストをペイできずに在庫切れとなってしまう書籍も,電子書籍であれば,在庫切れになることもなく,読みたい人はいつでも読めるので,素晴らしい。
ただ,電子書籍では,「購入」しても,得られるのは「利用権」だけだといわれ,配信会社がなくなれば読むこともできなくなり,そうならなくても他人に貸すことも譲渡することもできないのに,紙版とほとんど同額を支払わなければならないというのは,不合理だと思うので,紙版で入手できるものは,1回読んだらもう読めなくなっても良いというもの以外は,できるだけ,紙版を購入して自炊したいと思っている。
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