今日は,午後,本庁に高裁の部長と陪席裁判官を迎えての勉強会。
年に1回の行事で,以前は,地裁側が質問事項を用意して,高裁側に答えてもらうという形式が多かった。
が,最近の民事系では,実際の事例を素材として,実際の主張書面や判決を基に,事案の実態に即した判断をするためには,どのような審理をすればよいかを考えて議論するという形式が,よく採用されている。
今回の勉強会でも,この形式だった。
裁判官によって考え方は多様で,いろいろな意見が出て,なかなか楽しく,ためになった。
もっとも,その準備は,なかなかに大変だった。事前に,支部内で,そして本庁や他支部を交えて議論をして・・・
素材を準備する高裁側も,大変だったろうな。
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