研修と別口のお楽しみ

2日間の研修を終えた。

今回は，労働事件の審理について。

労働事件は，例えば割増賃金という請求だけで，始業前の着替えや準備の時間だとか，休憩時間だとか，数多くの論点を含んでいて，審理は非常に難しい。

難しいので，弁護士も（少なくとも一部は）専門化して，議論が深化し，さらに難しくなっていく。

勉強してもしても，終わりが見える気がしない。

ヤレヤレ。

で，終わった後，帰る前に，弁護士任官者の会の忘年会に出席した。

なかなか出席する機会がないが，今回は研修と重なって，珍しく参加できた。

既に定年退官して弁護士に戻っている人や，定年前に家庭の事情で退官して弁護士に戻っている人もいるし，所長や支部長を務めている人もいる。

裁判官や弁護士，特に元裁判官たる弁護士としての仕事や生活などについて情報交換ができる，貴重な機会だ。